いっぱいいる

あすのみ(asnomi studio)のブログ

【会場限定デモ音集#2 ヨナキゼミ祭り】ライナーノーツ

こんにちは、あすのみです。

2025年です。あけましておめでとうございます。
皆様、思い思いの正月をお過ごしでしょうか?あすのみは宣言(予言)通りダウンしました。一応、インフルでもコロナでも無いと診断されましたが、成す術無くゴロゴロ寝正月です。

今回は2024年の夏コミ(C104)で頒布したミニアルバムのライナーノーツを書いていきます。
というのも、実は夏コミの時にそういった旨の内容をツイートしていたのですが、文字数制限であまり書けていないので、曲の背景や使用機材などをブログに書こうと思っていたのでした。(この時みたいに)

間が空いてしまいましたが、何もできず暇なので書いていくぞ!
※例によって、多数の自分語りが含まれます。苦手な方はご注意ください。
※この記事は7分ぐらいで読めます。5300文字ぐらい。

会場限定デモ音集#2 ヨナキゼミ祭りとは

jacket art

  • あすのみが2024年のコミックマーケット104ならびに105で頒布したフリーペーパーに、おまけとして付属させたasnomi studio名義のダウンロード音源です。
  • 歌モノ7入のミニアルバム。
  • リメイク4曲、新曲3曲(うち2曲初公開)
  • ボーカルはシンセサイザーVの「小春六花AI」と「夏色花梨」を起用しつつ、最後の1曲はあすのみ自身が歌っています。

youtu.be

世界観や前提について

世界観

  • 大前提として、本作はデモ音源集のため、一貫したテーマはありません。ぶっちゃけると、新刊2回連続で落として悔しいから何かやっておこうと思って作った...みたいなレベルです。
  • じゃあ収録楽曲は完全に一貫性ないのか?と言われるとそうゆうわけではなく、今後の新刊に繋がる匂わせ的な曲達を収録してます。
    • 2024年振り返りでさらっと書いてるので具体的に言うと、アリスのあしあと、アオノジャーナル、2025年発表予定の新アルバムです。

タイトル「ヨナキゼミ祭り」とは

  • ヨナキゼミ祭り...ってなんやねん。というお話ですが、あすのみにもわかりません。 深夜にアブラゼミが鳴いてて元気だなーと思って口に出た言葉がそれでした。
    語感が良いので気に入ってます。ライブ配信のタイトルにもなりましたね。

youtube.com

各曲毎の解説

かいていきます

錆びた鉛と廃墟の世界 2024 ReRec feat. 小春六花

  • 2018年に作ったイラスト本「アリスのあしあとArchive」に収録していた楽曲の再録です。作品中にも同名のシーンが登場します。 www.pixiv.net
    • 2018年版はインストverだったので今回はじめてボーカル有りでの収録となりました。
  • 実はこの曲、2016年に原型が完成しています。 楽曲のテーマや「錆びた鉛と廃墟の世界」というタイトルは同年作成のイラスト本「Dropout After」が初出となっており、サビの「くるりくるり回る回る世界に」という詞は同作から取っています。
    www.pixiv.net
    • pixivにほぼ全ページ公開してますので、気になる方は見てみてください。
  • とどのつまり、2024年版がver3となります。今回収録した理由はリメイク作「アリスのあしあとArchives 1+1」にあわせてです。
  • 音楽的にはタイトルのイメージにそぐわない賑やかな楽曲です。
    • (確か)BPM180超の軽快な4つ打ち、ピロピロしたギターリフが特徴。
    • スライドバーによる豪快なギターソロもあります。2016年当時、スライドバー使い始めたので取り入れたのだと思います。
    • けたたましいオケに反して、歌は少し寂し気で透明感が出るように意識しました。
  • ちなみに後述の きみがきえたひ と loop を除いて、ベースには直前で手に入れたFender American Standard JazzBassを使用してます。他はだいたいいつものメンツです。

きみがきえたひ feat. 夏色花梨

  • 2023年にアンプOrange OR15とキャビネットシミュレーターUniversal Audio OXを導入しました。
    その際の音出しチェック、音作り練習でできた即興曲です。
  • 使い所がなくてお蔵入りしてましたが、音が気持ち良いし勿体ないなと思い収録。
    • 次回作に歌詞推敲したりちゃんとミックスしたりしたやつ収録します。
  • 曲自体は即興ですが、テーマとしては制作中の「アオノジャーナル セイキバン」とリンクするよう意味を持たせました。 www.pixiv.net
    • 詞はあおちゃんの視点で語られています。君は一体誰なのか。
  • 本作唯一のDrop-Dチューニング枠でもあります。
  • 曲の終わり方はあすのみっぽくないかも?ハードな感じを目指したこうなりました。

パステルカラー feat. 小春六花

  • この曲もお蔵入りになっていた曲で、2019年にはデモ音源が出来てました。
    • 2023年にデモ音源を発掘したので、2024年5月くらいに公開を目指して作り直してました。
      なので概ね完成してます。
  • 元々はアリスのあしあと2の続編用に作っていた曲で、生き別れたパステルを探して彷徨うアリスの心情を綴った詞になっています。
  • あすのみの中では数少ないスローなナンバー。サビの途中でminorとmajorに転調するのが個人的なポイントです。
  • 最後のギターはオーバードライブとクリーンです。元々はBEHRINGER US600かPIGTRONIX Mothershipを重ねる予定でしたが録音忘れてました。
  • ドラムは普段、Addictive Drums 2のBlack Velvetを使うことが多いのですが、この曲は偶然ハマったModern Jazzをそのまま採用してます。
  • 青 - ヒトリエ に影響を受けて意識して作った記憶がありますが、最終的には音作りも構成も違うものになりました。

loop feat. 夏色花梨

  • 今年1月に公開したあすのみ風エレクトロミュージックです。 youtu.be
  • あすのみは年中無休で仕事の電話を受け取る可能性がある業種をやっておりまして、2024年元旦午前3時にちょうど仕事の電話で目覚めました。
    • その時に窓の外を見上げたら夜空が息を飲むほどに美しかったのです。
    • あとその後に襲った能登半島地震。それら諸々が重なって、なんてことない日常に感謝しなければと思って一週間で書き上げた曲です。
    • loopというタイトルは、繰り返される日々を尊んでの命名です。
  • 上述のOrange OR15と相棒Gibson All American iiの組み合わせから出力されたクランチサウンドがキレイな一曲。
  • できるだけミニマムにしようと思って何か参考にした曲があったと思ったけど忘れました。

アリスとアリス 2024 ReRec feat. 小春六花

  • この曲も「アリスのあしあとArchive」に収録していた楽曲の再録です。作品中にも同名のシーンが登場します。
    • 錆びた鉛と同様に「アリスのあしあとArchives 1+1」にあわせて再録しました。
  • 悪夢にうなされるアリスが夢の中のアリスと対話、決別しようとする歌です。
  • 2018年版はボーカルがVOCALID4 GUMIでしたが、今回はシンセサイザーV 小春六花になっています。
    秋口にシンセサイザーVのGUMIも発売されたので、時の流れを感じます。
    • 元々の曲はキーが高すぎたので、大胆にキーチェンジしました。
  • 1番は大人しくしてますが、2番サビから本気出すように盛り上がっていくのが気に入っています。
  • 2018年版は歪みすぎていたので、金属感が出るように歪みを抑えました。
  • たっぷりな余韻もお楽しみください。

目覚めの歌 ver2024 feat. 小春六花

  • あすのみ最高傑作の一つにカウントしている楽曲です。
  • この曲も「アリスのあしあとArchive」に収録していた楽曲の再録です。作品中にも同名のシーンが登場します。
    • また、2022年にもあすのみ歌唱版を配信してます。 linkco.re
    • 錆びた鉛と同様に「アリスのあしあとArchives 1+1」にあわせて再録しました。作品の雰囲気的に女性歌唱としたかったので小春六花を起用しました。
  • 曲としては1番と2番で視点が切り替わっています。1番は悪夢から目覚めたアリスの心情、2番はアリスを待っていたパステルの心情になっています。
  • 音楽的にはこのアルバムの中で最もシンプルな作りでラウドな音作りになるよう意識してます。
  • ある証明 - ACIDMANのスケール感と、リトルクライベイビー - ヒトリエ の開放感それぞれにインスパイアされて曲が生まれました。

狭い狭い世界の片隅 10th Anniv./2024 ReRec

  • 同人音楽活動開始10周年記念として再録。
  • 2012年前後に原型が完成し、2014年にはじめて作ったCDに収録していた楽曲です。
  • はじめて「曲」になったという初期衝動的な感覚が残ってる曲です。当時の想いが全部詰まってて微笑ましいですね。
  • いつか再録してあげたいと思っていて、何度か録音はしていたものの、歌を合成音声に歌わせる気になれず温めてました。
  • このタイトルも2016年の「Dropout After」の中に登場してます。
  • 録音にあたっては、特にソロの金切り声にはこだわっていて、昔友達が作ってくれた自作Octaviaを掘り起こして録音しました。温かくないとご機嫌な音が出ないので時期が良かったかも。
  • 裏話として、このあとミッドナイトアンダーと一緒に再録版を作る予定で、練習を続けていたのですがリリース間に合わなわず2025年になってしまいました。また当分お蔵入りとなりそうです。

終わりに

文章書くのむずかし。
再録ともなると、数年前の曲になってくるから当時のこと事細かに覚えてるわけじゃないし...

で、書いてて思い出したのですが、アリスのあしあと2018年版は実はSoundCloudとBoothに無料公開してます。だいぶ前の音源ではありますが良ければどうぞ。

soundcloud.com

最後に告知

先日の冬コミでアリスのあしあとリメイクを頒布しました。近日何かのイベントに持っていくので気になる方はチェックお願いします。

www.pixiv.net

東方アレンジをYoutube公開してます。2015年に作ったアレンジのアレンジとなります、インストギターロックが好きな人はどうぞ。

youtu.be

春M3申し込みました。新作投入予定です。

以上。