シャニマス クリパ2021 レポ
2021/12/18-19に両国国技館で開催されたアイドルマスターシャイニーカラーズ クリスマスパーティー2021のライブレポです。
エモいの3文字に圧縮するには惜しい体験をしたので2日分まとめて書きます。
レポマンガ描きたい。
前置き
クリパは純粋な音楽ライブではない。
283フェスと同様、バラエティーや朗読を含む「パーティー」である。
あくまでパーティーなので曲数少ない代わりに料理?とか漫才とか即興演技とか発表会とかたくさんしても良いのである。
...正直、もっと曲やって欲しかったって気持ちもあるがイチャイチャをたくさん見れたし、
最後にそんなことして許されるの!?って思わずにはいられない最高にRockなクリスマスプレゼント貰えたから大満足。
本編
ライブのこと
2日間とも現地、初日は枡席、2日目はまさかのアリーナ最前席だった。
升席は荷物置き場も含めてゆったり過ごせたし、思いのほか舞台までの距離も近くて良かった。
会場広すぎないのも良いよな
アリーナ最前は演者達のお顔がハッキリ見えた。永井真理子さんが挨拶してる横ではしゃいでる涼本あきほさんとか、カメラ回ってない時も投げキッスをしまくってる礒部花凛さんが見れたりした。人生初アリーナ楽しい。
クリスマス楽曲の Snow Flakes Memories で幕を開けたクリパ。
2曲目に続くかと思いきやダイジェストVTRが流れそのままバラエティーパートへ。
2日目もここまでの流れは同じ。
ライブパートは「Pさん、物足りないっすよね?私たちの命、喰らってほしいっす」って田中有紀さんのセリフを皮切りにスタート。
ストレイライトライブ初公開の Timeless Shooting Star は期待通りのぶち上がるダンサブルナンバー。
声出せないのがつらいよ。一気に会場のボルテージ上がったし、ストレイはRockだなって改めて思って興奮していた(翌日とんでもないモノ見せつけられるまでは)
セトリに注目すると、ハピリリとかヒカリのdestinationとか夢咲きAfter schoolとか、懐かしい曲が多い。
それら最初期の楽曲で盛り上げた後に今年の楽曲(L@YERED WINGシリーズ)を重ねていたので、
各ユニットの進化とか変化とかそうゆうのに気付ける。
例えばイルミネであれば、キラキラ感や良い意味での儚さがあったけど今年のスマイルシンフォニアでは力強さやカッコよさを見せつけている。
今聴いてはじめて気付くことがあるというか、
今年の楽曲って単体で聞くと2020年のGR@DATE WINGほどの完成度無いなと思ってたんだけど、
繰り返し聴いていたら1st,2ndの曲のアンサーソングでは?って思うようになった。
そうしたら見方が変わってきたのだが、長くなるので楽曲群の考察は別の記事にしたい。
バラエティーのこと
クリパのメインディッシュはバラエティーだったのかもしれない。
と思うぐらいバラエティー時間が長かった。VTRも含めて1.5hぐらいやってたのかな。 VTRが多くて現地なのに...って気持ちにはちょっとなっちゃうよね。
升席だとモニターが欠けて見えていて、アリーナだとモニターが頭上なので首が痛かった。
折角なのでVTR中の暗闇の中、素早く椅子とテーブルを展開していくスタッフさんと それにあわせて移動する演者さん達を目に焼き付けておいた。
バラエティーの内容を要約していくと、
- イルミネがチェキ撮影
- 例えばノクチルのみんながむぎゅっとしてる画を撮ったり
- アルストがみんなのキャッチコピー作成
- 柴崎典子さんが電子レンジガールとか人間掃除機とかSweetAngelとかスペースフェアリーとかシャニマスはおでんとか名言連発
- ストレイがオムライス作り
- ノクチルがアドベントカレンダー作ってみんなにプレゼント
- アンティーカが煽りあい、罵倒しあいながらケーキ作り
- 最終的に結名美月さんと八巻アンナさんがイルミネになったり
- 放クラが作った福笑いをみんなでやったり
- シーズが心温まるお手紙を読んだり
そんな感じ。
声が出せないので、アンケートに対するレスポンスは基本拍手のみだったがこれが中々難しい。福笑いとかさ、ちゃんと聞こえてたのかな。。。
シンプルに声出して笑いたいし、アンケートにも返事できる世の中になって欲しい。
お分かりいただけるかもだが、シャニマス要素はほぼ無いと言っても良い。
283フェスと同様で、シャニマス知らなくてもアイドル声優好きならそれなりに楽しめる気がする。
ぼくはドルオタではないが楽しめた。もうドルオタかもしれない。退場時の河野ひよりさんのレス忘れません、ありがとうございます。(早口)
カミサマ
そんな感じではづきさんの終幕アナウンス。2日間に渡るライブが終わった。
あとは「アイマス最高!」(の拍手)をして退場するのがアイマスの伝統だが、ここで事件は起きた。
アイマス最高の拍手に混ざって聞き慣れないハミングが聴こえたのだ。会場がどよめいた。
瞬間、暗転。
舞台にスポットライトが当たるとそこには斑鳩ルカ演じる川口莉菜さんが1人で立っていた。
え????何が起こってるの??? 思考が追いつかず、現地のP達も流石に歓声を抑え切れていなかった。
完全にアウェイな中、「メリークリスマス」
ボソリと呟いた彼女は事前情報無しの1stシングル「神様は死んだ、って」を激情的に歌い上げてその場を去った。
放心
直前までの和やかで激アマでキラキラした舞台を一撃で吹き飛ばした圧倒的なパフォーマンス、
事前情報無いのにオレンジに染まりぶち上がる会場、
メリクリって言ってるのに神様死なせてる、
シーズのデビュー曲 OH MY GOD に対するアンチテーゼ、
翌日、名だたるアーティストを抑え一日中iTunesStore総合ランキング1位を獲得、、、
こんな鮮烈なロックンロール忘れらない。あの場で斑鳩ルカに惚れなかった人はいないだろう。
あの時零れていた歓声や、鳴り止まなかった最大の拍手がその証明だと思う。
後日先輩達に聞いたが「アイマス最高」を始めようとしてる時にサプライズで曲をやった事は今までないらしくある意味掟破りとも言える演出には脱帽である。
斑鳩ルカの設定に存在感や説得力を持たせたライブだった。
神様は死んだ、って 聞いてほしいのだけど、この曲や斑鳩ルカの魅力って、ゲーム中のシナリオやクリパ2021で起きたストーリーを体験しないと伝わらないし、
曲だけ聞いてもAdoっぽいねで終わってしまいそうだから日々モヤモヤしながら過ごしている。
これが昨今ビジネスでよく聞くナラティブってやつか???
おわり
思い出せば今年のシャニマスは何かと困難続きだった。
嬉しいこともそうでないこともあったが、それらを乗り越えた年内最後の夜(ライブ)に斑鳩ルカが全て壊していった。
なんて奴だ、最高だよ。今後の展開が非常に楽しみだ。
4thは4月。ハッピーホリデー。